
リンパドレナージの源流
1932年、南フランス・カンヌ。
セラピストとして働いていたエミール・ヴォッダー博士は、療養に訪れていた多くのイギリス人が、風邪や副鼻腔炎に悩まされ、顔の皮膚は脂っぽく、首のリンパ節が一様に腫れていることに気づきました。
当時、リンパ節は「触ってはいけないもの」と考えられていました。しかし博士は、リンパ学の知識をもとに、腫れたリンパ節の上を非常にソフトにマッサージしてみたのです。
すると、腫れや風邪の症状がやわらぎ、顔のむくみや皮脂の状態まで改善していきました。
これが、世界で初めてのリンパドレナージ療法誕生の瞬間でした。
その後、多くの流派が生まれましたが、Dr.Vodder’s MLDはすべての源流であり、今なお最も幅広い適用を持つメソッドです。
Dr.Vodder’s MLDの特徴は、皮膚表面のリンパ管に沿って、限りなくソフトなタッチで、ストレッチを繰り返すこと。
すると深部のリンパ管までが活性化し、体液や組織が浄化されていきます。その結果、整形外科領域から、美容まで、幅広い分野で大きな恩恵をもたらすのです。
私とDr.Vodder's MLDとの出会い
私がこの手技療法に出会ったのは2013年2月。
当時、アロマセラピストとして活動していた私は、
「クライアント様の不調の改善に、今よりももっとできることはないか?」と模索していました。
そんな時に出会ったのが、Dr.Vodder's MLDでした。
羽根のような優しいタッチで、皮膚1枚だけを優しくストレッチして、リンパだけを流していく。
それは、お母さんに優しく背中を撫でられているような
安心感で、とても心地がいい。
いつの間にか眠ってしまいます。
「ストレッチフェーズ」と「ゼロフェーズ」を静かに繰り返す、そのリズムは、
ただ心地よいだけではありません。
リンパ管の収縮を、通常の何倍にも高め、体液と組織を清らかに整え、私たちを美しく、健康な状態に戻していくのです。
それまで、リンパを流すというのは、ぐりぐりと痛いものだと認識していた私は、痛みを全く起こさず、リンパを流していくこの手技療法にとても驚きました。
そして、その効果は絶大で、それ以降、Dr.Vodder's MLDは、私の「ライフワーク」となりました。
Dr.Vodder's MLDに夢中になった理由
私がDr.Vodder's M LDを学んだのは、師匠のギル 佳津江先生からです。ギル先生が、日本で最初の「Dr.Vodder's MLDの講師」となり、私は、そのギル先生の最初のクラスの生徒です。
Dr.Vodder's MLDの手技は、本当に繊細で、習得するのは最初とても難しかったのですが、でも、授業で相モデルで練習しているうちに、身体がすごくスッキリして、軽くなっていて、とても驚いたことを覚えています。
ベーシックコース(現Level1コース)が修了して、次のMLDセラピー1コース(現Level2コース)が始まる前に、3ヶ月ほどあったのですが、ベーシックコースの最終日にギル先生から「上手になるには練習あるのみです。ぜひ症例を取るといいですよ。」とお話がありました。
真面目な私は、「そうか!上手くなりたいので症例を取ろう!」と、サロンのお客様に声を掛け、セラピー1がスタートするまでに、10名の人の症例を取りました。
ほとんど毎日、MLDをしていました。
すると、朝昼晩とロキソニンを飲まないと頭痛が治らないという人が、「お薬を飲まなくても頭痛が起こらなくなりました!」となったり、不眠症でなかなか眠れなかった人が、「ぐっすりと眠れるようになりました!」となったり、まだまだ習いたてでそんなに上手ではなかったはずですが、自分がまるで魔法使いになったみたいに、さまざまな症状が改善されてきたのです。
受けてくださった方々もとても喜んでくれましたし、
何より私がとても嬉しく、「Dr.Vodder's MLDはすごい!」と、どんどんハマっていきました。
それ以降、本当にさまざまな方々に施術をさせていただいていますが、おかげさまで私が、とてもハッピーな気持ちになっています。
Dr.Vodder's MLDでできること
美容に
・ニキビ、脂性肌、たるみ、しわ、むくみ、くすみの改善
・妊娠線の予防と軽減
・小顔効果、ダイエットの効果
筋肉や関節など外科の症状に
・スポーツ直後の筋肉ケアや筋肉痛の予防
・痛風や関節炎の痛みの緩和
・コリや疲労の改善
・外科手術前の施術で出血や痛みを軽減
・小さなけが、打撲、炎症や痛みに
・静脈瘤による浮腫やだるさ、痛みの改善
免疫系の不調に
・慢性関節リウマチの症状改善
・アトピーや乾癬などの症状改善
・感染症に対する抵抗力向上
ストレスによる身体の不調に
・手足の冷え
・胃腸の働きを活性化
・頭痛の緩和
・不眠の改善
・耳鳴りやメニエール病の症状改善
※治療として行えるのは医療従事者のみです。

Dr.Vodder Academy International
私がセラピストとして、そして講師として認定を受けているのは、
1972年にウィットリンガー・リンパ浮腫クリニック内に設立された教育機関「Dr.Vodder Academy International」です。
このアカデミーには、世界各国から医師、看護師、
理学療法士、マッサージセラピストなど、
医療・療法の専門家たちが集中研修を受けるために集まります。
発行される資格には、理学療法士資格、リンパ浮腫CDT療法士資格、整形外科や皮膚科領域の疾患に対応できるLevel 2資格などがあり、設立以来、これまでに5万人以上のMLDセラピストを世界に送り出してきました。
その教育水準の高さは、ドイツでISO認定(ISO 29990:2010/認定登録番号:12 690 38128 TMS.ドイツ)を取得していることからも証明されています。
※ISO(International Organization for Standardization)=国際標準化機構
巡音 – megune by AKI KATO – で開講している
【Dr.Vodder’s MLD Level 1】講座は、
このDr.Vodder Academy Internationalの正式なカリキュラムに基づいて実施しています。



